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おやきは信州のおふくろの味。各家庭や地域で古くから語り継がれた郷土食です。
「おばあちゃんがこうやって作っていた」「うちは昔からこうやって作っているのよ」と言った具合に、製法や味付けは各家庭ごとに特徴があります。だから隣の家のおやきだって同じものとは限らないのです。おやき専門店でも、さまざまな調理法で特色を出しており、これがおやきの正しいつくり方、というものはありません。
細かくわけると無限大にあるおやきの作り方ですが、ここでは代表的な製法を紹介します。










小麦粉と水から作る生地は、とってもデリケート。温度や湿度で、仕上がりが変わってしまうこともしばしば。おやき屋さんでは、その日の天気を見て、水の量や粉の配合を変えています。生地ひとつとっても、長年やってきた勘や経験がモノをいうのです。
伝統的なおやきの具は、ナスや野沢菜、山菜、きのこなど、季節の旬の野菜が使われ、四季の移り変わりを味わってきました。最近は、従来の枠にとらわれないバラエティーな具を提供するお店も多くなり、さらにいろいろな味を楽しむことができます。
