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2017年7月31日

[おやきを食す日] お盆おやきキャンペーン


「信州おやき協議会」では風習を復活させ、食文化を見直すことを目的に、年に7日間の「おやきを食す日」を制定しています。7月31日「お籠りおやき」、8月1日「石の戸おやき」、8月14日「お盆おやき」の3つの「おやきを食す日」にあわせ、7月31日~8月16日の期間中に「お盆おやきキャンペーン」を実施します。

                (↑画像はクリックすると拡大します↑)
明治時代の記録によると、盂蘭盆にあたる7月31日の晩、善光寺に信徒が集まり、善光寺本堂で夜通し太鼓や雲版を打ち念仏をあげたそうです。この時、西山地域等から集まった信徒たちはおやき(焼きもち)を持参して振る舞ったことから、「焼きもち道者」や「茶の子道者」と呼ばれました。おやきは、お籠りのときに食された善光寺ともご縁のある食べ物だったのです。
また、篠ノ井地域では、精霊が固いおやきであの世とこの世の境にある岩の戸を打ち破って出てくるという言い伝えがあり、8月1日の朝、仏壇に供える風習がありました。
このように、おやきは古くから祭りや年中行事など四季折々の節目の場でごちそうとして大切に食されてきました。

お盆おやきの具材は長野県、特に北信地域で古くからこの時期に食べられる「丸ナス」に統一し、この事業に参加する市内の複数店舗で「丸ナスおやき」を販売します。
なお、長野県の伝統野菜「小布施丸なす」のおやきも店舗により販売します。小布施丸ナスは、丸ナスの原種といわれ、通常の丸ナスより苗の背も低く、実の付きも少なく、トゲも有り育てるのが難しい野菜です。形は、下膨れにコロンとまん丸。肉質はしまって硬く、煮崩れしにくいのが特長。煮物や蒸しに向いていて、夏のおやきの具材としても抜群です。ぜひ普段食べている、丸ナスとの食感・味の違いを味わってください。
お盆にはおやきを食べて先祖の暮らしに思いをはせ、夏を健やかに過ごしましょう。

キャンペーン期間:7月31日~8月16日
長野県の伝統野菜「小布施丸ナス」を使ったおやきを共通して販売しているお店
<参加おやき店一覧>
参加おやき店名/住所/電話番号
1 ふきっ子おやき/長野市青木島1-3-1/026-284-2934
2 南屋製菓店/長野市三輪田町1346/026-232-7218
3 豊誠堂製菓舗/長野市三輪9丁目20-7/026-241-5981
4 北のおらほ/信濃町大字古海2259−140/26-258-3558
この他、次のお店でも、キャンペーン期間中、丸ナスのおやきを売出し、「お盆にナスのおやきを食べる」ことをPRしています。
5 手づくり工房旬な菜/千曲市大字磯部545/026-275-0059
6 おやき村大門店 /長野市長野大門町53 /026-232-5786
7 道の駅おがわ 食事処味菜/小川村高府1502-2/026-269-3262
8 門前農館 さんやそう/長野市大門町518/026-235-0330
9 たんぽぽ/長野市篠ノ井山布施8813-19/026-229-2948
10 蔦屋本店/長野市松代町松代524/026-278-2005
11 若久堂/長野市上野2丁目74-2/026-296-4014
12 おやき村大門店/長野市長野大門町53/026-232-5786
13 信更いっぽ/長野市信更町三水185-1/026-299-245866
14 御菓子処 喜世栄 /長野市横沢町653/026-232-7396
15 信濃製菓 喜六さんのおやき/長野市若穂綿内6285/026-282-2497
16 丸八たきや 仲見世店・西店/長野市長野元善町482/026-232-4424
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7月31日お籠りおやき 8月1日石の戸おやきのいわれ
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7月31日 お籠りおやき
「本日は善光寺の盂蘭盆 本日は茶の子道者と称え焼餅を持参せる近郷近在の信徒が善光寺本堂に籠り終夜太鼓、雲版を打ちつつ大念仏あり、これを善光寺の盂蘭盆という、本年は大門長、西町、西之門の夜店を始め堂庭にても亦た夜店を開きたれば本夜の賑わいはなかなかなるべし」
(『信濃毎日新聞』明治35年7月31日)
「善光寺の盂蘭盆 7月31日、多くの人が金堂にこもって夜を明かすならわしである。昔はこもりきれない人たちが、山門や鐘楼などにもあふれたものだという。この人たちは、焼きもちを持って行くので焼きもち道者、または茶の子道者ともいわれる。」
(『山の民のまつり』)

8月1日 石の戸おやき
「旧暦7月1日は釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい、地獄の蓋もあく日だという。この日土に耳をあてると地獄の戸のあく音や精霊の叫ぶ声が聞こえるといわれる。この地方では月遅れの8月1日で、「石の戸」「ウラ盆」といっている。朝やき餅を焼いて仏壇に供えるが、この焼き餅で精霊が石の戸を打ち破って出てくるので、この日のやき餅は特別に固く焼くという。やき餅は多くは茄子餡で、昔は石の戸が茄子の初ものとりであった。」
(『篠ノ井の年中行事』から)
 出典:金子万平『おやき・焼き餅の話』(銀河書房)
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